日常お宝探検隊

30代独身理系男子が、幸福の最大化を目指して努力するけどそもそも方向性が間違ってるブログ

エジプト-イスラエル旅行記vol.11

予定変更

もう旅は終盤戦で、ナザレからはテルアビブまで移動し、旅の最後の拠点とする予定だった。しかし、ナザレでの退屈感を持て余し過ぎ、刺激を求めて急遽ハイファに立ち寄る事にした。

ハイファはテルアビブ、エルサレムに続くイスラエル第三の都市だ。

そうは言っても、観光名所がそう多いわけでもなく、なぜか科学館に入った。

ハイファの科学館前

家族連れが多く、子供が元気に遊び回っている楽しい場所だったが、化学業界でエンジニアを10年以上続けてきた身として、改めて興味深く展示物を見て回るのであった。

科学のおもちゃで子供がはしゃいでいる

プラズマボールで遊ぶ

そして時間もあったため、バハーイー庭園に向かう。

バハーイー庭園はハイファの象徴的な観光地で、少数宗教のバハーイー教の聖地であり、世界遺産であるとの事だった。庭園の中まで行くには予約が必要で、高台から外から見下ろす形にはなったが、中々荘厳な景色だった。

バハーイー庭園を見下ろす

そうしてハイファにも満足がいくと、ようやくテルアビブに向かう事にした。

イスラエルではバス網が非常に発達しており、これまで通りバスで向かう事も出来たが、あえて初めて電車を利用してみる事にした。

たまには電車も悪くない

大都会テルアビブ

テルアビブ中央駅を降りると、圧巻の高層ビル群に気圧される事になる。

中東は危険な雰囲気?未だ発展途上のテロが多発する危険国?

いや、テルアビブはバリバリ先進国で、なんだかヨーロッパ感さえあった。

(実際、この後ガザ地区周辺では大規模テロが起こるわけだが)

コンクリート・ジャングル

駅近の大型スーパーでお土産やら酒やらを物色した後は、ヨーロッパでもお世話になった電動キックボードを活用し移動の足とした。

 

ロスチャイルド通りを通りホテルへ

なんだかアーティスティックなストリートを越え、ビーチ近くのホテルに辿り着く。結構、立派な佇まいにちょっとビビる。これがこの旅最後の宿だ。

ロスチャイルド」響きがカッコいいと昔から思ってしまう。

ジャパニーズテイストが突如出現

安宿予約したはずなのに高級ホテルの佇まいにビビる

勘違いしないで頂たいが、このエジプトーイスラエル旅行は極力コストを抑えたバックパッカースタイルを取っている。これまで、初日やクルーズ船以外は、すべてドミトリーで相部屋に宿泊する事で、宿代を安くしてきた。

しかし、旅も終盤戦、そろそろ一人でゆっくりしたいという気持ちも高まっていたが、残念ながらこのホテルでもドミトリーで予約を取っていた。

 

「ああ、今からでも一人部屋に変更できないだろうか」

 

僕はそう思わざるを得なかった。

そうしてフロントでチェック・イン手続きをしていると、受付の美女が「あら」と目を丸くした。

「あなたラッキーねえ。スイートルームに無料で変更になったわよ」

 

聞くと、完全にランダムで空いているスイートルームに変更する場合があるらしかった。

ナザレではキャンセル料を取られテンションが下がっていたが、捨てる神あれば拾う神ありとはこの事か。

この時の僕のテンションはこうだ。

 

ヒャッハーッ!!!!!!!!!!